WordPressを動かすためのLAMPサーバを構築します。当ブログでは要点のみ記載します。因みにサーバ管理者は後にも先にも私一人ですので、ユーザーを気にする事なくrootになって作業しています(^_^)
$ sudo su –
作業前の更新を行います。私はSSHで接続の際は必ず行うようにしています。
# apt-get update
# apt-get upgrade
Apach、PHP、MySQLをざっとインストールします。php5-gdはWordPressの画像加工で使います。
# apt-get install apache2
# apt-get install php5
# apt-get install mysql-server
# apt-get install php5-mysql php5-gd
WordPressはバックアップから復元します。まずはデータベースをリストアするための器とユーザーの準備。
# mysql -u root -p
mysql> CREATE DATABASE XXX;
mysql> CREATE USER YYY IDENTIFIED BY ‘ZZZ’;
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON XXX.* TO ‘YYY’;
XXXはWordPressのDB名、YYYはWordPressからDBに接続するためのユーザー名、ZZZはそのパスワード。バックアップファイルをXXXにリストアします。バックアップファイルはこの記事通りに作ったものです。
# mysql -u root -p XXX < mysqldump_XXX.dump
データベースのリストアは完了です。次はサイトを復元します。
# cd /var/www
# rm -rf html
# tar -xvzf html.tar.gz
同じ筐体での復元を想定したバックアップですので、tarを展開して終わりと言う訳にはいきません。アクセス権はそのままに、展開したファイル、ディレクトリのオーナーを変更します。
# chown -R www-data:www-data html/
最後にリブートを行い完了です。
# reboot
ここまでで何の設定ファイルの編集もなく、無事に当ブログのコピーができました。しかしながらプライベートIPにて接続できるのもトップページくらいなもので、WordPressの設定でFQDNを指定しているため、ほとんどのリンクがメインサーバに向かってしまいます(^_^;次は強制的にDNSサーバの構築かな(笑)つづく。
注意:当記事はイントラ内にてLAMPサーバの初期構築を行ったに過ぎませんので、外部公開に向けたセキュリティを高めるための設定はこの後必要不可欠です。
◆構築環境
Raspberry Pi 2 Model B + 2015-11-21-raspbian-jessie